日記(7/20)

今日、母親が癌(というか骨肉腫だと思う、たぶん)と診断が下った。

2ヶ月ほど前、我が家の愛犬が亡くなってから腰が痛くなりはじめた所から始まったのだと思う。

一昨年祖母が癌で亡くなり、それもあってすぐに病院に行かせ、割と精密な検査(骨の検査と内臓、特に腎臓)を受けさせたのだがそのときの結果は腰痛であったため、痛み止めの薬をもらって帰った。

それからしばらく経ち、先々週の(おそらく)日曜日あたりから熱が出始めた。

最初はただの夏風邪だと思って居り、それから水曜日までは家に居た。

先週の木曜日に病院へ行き、そのまま入院、そして今日診断結果が出たのである。

次の月曜日から投薬治療を始めるらしい。

3年前に祖母が癌であると分かった時、いつかは両親と死別すると言う想像はいつもどこかにあった。しかしこんなにも早くにそのときが訪れるかも知れないとは正直予想もつかなかった。

しかし、まだ希望が完全に潰えた訳ではないと信じたい。また母親がこの家で以前のような元気な姿とは言わなくても一緒に笑ったり時には怒られたりもしながら一緒に生活して生きたい。

まだ大学も卒業していない。彼女も居ない。車の免許も取っていない。他にも数え切れないほどやり残していることがあるのにこんな所で終わらせちゃ行けない。このままあきらめちゃ行けない。絶対にあきらめきれない。まだ俺に出来ることがあるはず。あきらめない。